新人王&MVP
2.28 22勝 8敗 4セーブ 勝率.733 225奪三振
史上初めて新人王とMVPをW獲得した左腕。オープン戦から順調な走り出しを見せると毎回のように三振を取り、勝利も量産した。チームは優勝を逃したものの、新人にして先発投手4タイトルを総なめにしたことからMVPに選ばれた。2年目も先発ローテを守ったものの、以降急激に成績が落ち、同僚の江夏豊は「自分の型に固執しすぎた」、大沢啓二監督は「大人しくて謙虚だったのに1981年の新年会で浮かれていた。253イニング投げたのだから疲れをとって来年に備えないといけないのに、朝から晩まで取材ばかりで自分を見失ってしまった」と評している。